ここでは、型(所謂「包囲型」や「猛攻」など)について、自分の定義を考察してみる。
「攻撃型」⇔「守備型」
これについては特に異論は無いと思われる。あるプレイヤーが一試合(あるいは多くの試合)で、攻めていれば攻撃型、守っていれば守備型と呼ぶ。
「猛攻」と「チキン」
攻撃型の中でも、特に攻撃を多く、または激しく行なうプレイヤーを猛攻と呼び、守備型の中で、特に守りの割合が多いプレイヤーをチキンと呼ぶのが妥当であると思われる。したがって、この二つの呼び方は対極に位置している。
「ばら撒き」「撒き」
爆弾の置き方(土台)で述べる、ハードブロックの間(ここでは通路と呼ぶ)に置くことを指す。包囲や時間差、溜め型などに派生する可能性を持つ。それなりに爆弾を置いていかないと、撒きと判断されない可能性があるという面を持つ。
関連:「純撒き」
通路にのみ爆弾を置いて戦うスタイルを指す。また、それなりに爆弾を置いていかないと、純撒きと判断されない可能性があるという面を持つ。
「包囲型」
十字路に爆弾を置いて、繋げて攻撃する攻め方を包囲型と呼ぶ。繋げた箇所が一箇所であっても、そこが十字路であるなら包囲と呼ぶのが正しいと思われる。
関連:「時間差」
包囲型の派生形である。図を見てもらえば分かりやすいが、包囲型との一番の違いは爆発にタイムラグがある点である。このタイムラグを上手く利用することによって、実質的に包囲したのと同じ効果を持つことができる。
「溜め型」
該当する単語が思い浮かばなかったので勝手に命名した型。その名の通り、爆発までの時間を消費した後、キックやパンチ、グローブを使い意表を突く戦い方である。溜めのみを行なうのは基本的に守備型とみなされるが、他の型と組み合わせることも多く、他の型と相性が最も良い型でもある。
「その他」
上に述べたのは基本的な戦術であるが、他にも独特な戦い方をするプレイヤーもいる。爆弾をまったく置かない戦い方や、溜めを行なわなずにパンチやグローブでピヨらせることを目的とする戦い方や、旧BOではたまに見かけた、十字にぷよ爆弾を蹴りまくる戦い方など、名称の無い戦術や未開発の戦術もあるだろう。
まとめ
プレイヤーを何らかの型として括りたい場合は、「純撒き」「包囲型」「時間差」「溜め型」「その他」のいずれかに分類されるべきであると思う。「その他」から新しい戦術が開発され、新しい名称となる可能性もある。時間差の存在がまさにそれであり、これは元々「包囲型」の一種である。ちなみに、いわゆる「撒き型」というのは、自分の中ではフィニッシュの戦法では無いため、プレイヤーを括るときに「撒き型」と呼ぶのは抵抗がある。やはり、フィニッシュの時、どの型を多用するかで判断するのがいいのではないかと思う。